知ってて損する事のない知識！！

今日は設計事務所の特徴についてお話をします。


家づくりにこだわりを持ち、個性的な家を建てたいと思う人に適しているのが、設計事務所です。
　「建築家のつくる家」というものは、こだわり派にとっては何か特別な、魅力的な響きがあるのかもしれません。
　ところで、日本では、建築家という名称の資格はありません。


設計事務所で建築を手がける人は、建築士（１級・２級・木造）という国家資格を持った人なので、ここでは「建築士」と呼びます。
　

数ある設計事務所の中から、自分にとって最適の１つを選ぶのは、かなり骨の折れることです。
なぜならば、建築士のタイプは千差万別で、お客様の要望に応えながら図面を引く人から、家づくりを芸術ととらえ、自分のこだわりを前面に押し出すデザイナー、アーティストタイプの人までいるからです。
そういう人と、自分の家づくりについて対等に話しあうには、ある程度の知識を蓄えておく必要があります。


　また、設計事務所で家を建てる場合の多くは、施工する会社は別会社になります。
数社の施工会社から見積もりをとって、施工する会社を決めるのいが一般的ですが、この場合に発生する設計費用が各事務所によって違います。
　一般的には総工事費の数％であったり、坪数×単価であったりしますが、建築士によっても違いがあり、この理由は素人ではなかなか理解しにくいものです。


　有名な建築家のいる、大きな設計事務所だったら人材もたくさんいて、自分に合った人もいるのでは、と思ってしまいがちですが、そういう大きな事務所は、文字通り、ビル、病院や官公庁など大きな建物を建てるところです。
個人向けの住宅は扱っていないか、扱ったとしてもあまり力を入れているとは言えないでしょう。


　もちろん、あなたと二人三脚で良い家づくりに奔走してくれる事務所もあるはずです。
そういう事務所を探すために、多少の労力を使うことを覚悟し、費用の面でも余裕があれば、設計事務所は、あなたの理想の家づくりの心強いパートナーとなることでしょう。


設計事務所についてお話しました。
次回は、各社の価格表示の違いについてお話したいと思います。
次回もお楽しみに！！