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断熱材について part4

2020.06.29

今日は、基礎断熱のデメリットをご紹介いたします。

基礎断熱のデメリット
1. 床断熱より床が冷たい
2. 冷暖房の効きが遅い
3. シロアリの被害を受けやすい
4. 床下にカビが発生しやすい
5. コストが高い


1つ目のデメリットは、「床断熱より床が冷たい」ということです。
つまり、床の温度を単純に比べた場合、「床断熱より低い」と考えられます。



2つ目のデメリットは、「冷房の効きが遅い」ということです。
床断熱は「室内だけ」ですが、基礎断熱は「床下空間も」温める(or冷やす)必要があります。
また、基礎コンクリートには、いったん温まってしまえば(or冷えてしまえば)、その温度が持続するという性質がありますが、裏を返せば、

・温まりにくい
・冷えにくい
ということでもあるわけです。
これらの理由から、基礎断熱では、「冷暖房の効きは遅くなる」と考えられます。



3つ目のデメリットは、「シロアリの被害を受けやすい」ということです。
基礎断熱で使う
・ポリスチレンフォーム
・ウレタンフォーム
などの「樹脂系の断熱材」「シロアリに弱い」という欠点があります。
なので、基礎の外側に断熱材を張る「基礎外断熱」では、シロアリの被害を受けやすくなってしまいます。



4つ目のデメリットは、「床下にカビが発生しやすい」ということです。
床断熱に比べて、基礎断熱は床下空間の気密性が高く、基礎コンクリートから出た水蒸気などで湿度が高くなりがちです。
床下エアコン(床下暖房)などで、空気を温めたり換気したりすれば問題ないのですが、何もしないでいると、床下にカビが発生しやすくなります。
特に建ててから1年程度はこうした初期トラブルが起きやすいため注意が必要です。



5つ目のデメリットは、「コストが高い」ということです。
基礎断熱は、「基礎部分の材料費」「施工費」が増えるため、床断熱よりも割高になります。


基礎断熱のデメリットをご紹介しましたが、どうでしたでしょうか?
床断熱と基礎断熱の違いはお分かりになられたでしょうか?


次回は、土地探しのコツについてご紹介したいと思います。
家を建てるには、当然土地がいります。 一生安心して暮らしたいと思います。
是非読んでみて下さい。   

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