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断熱材について part3

2020.06.23

今日は、基礎断熱のメリットをご紹介いたします。


基礎断熱のメリット
1. 床下の温度が安定する
2. 床下エアコン(床下暖房)が使える
3. 施工が簡単
4. 気密性を高めやすい
5. 床下を収納に利用できる
6. 基礎の耐久性が上がる


1つ目のメリットは、「床下の温度が安定する」ということです。
基礎断熱にすると、床下空間も室内と同じように冷暖房を効かせることができます。
また、基礎コンクリートには、いったん温まってしまえば(or冷えてしまえば)、その温度が持続するという性質がある(=熱容量が大きい)ため、熱を貯める「畜熱槽」にすることができます。
※極端にいえば、「石焼ビビンバの器」や「保冷剤」のようなイメージですね。
その結果「床下の温度を室温に近い状態で保つ」ことができるようになります。


※一方、床断熱では「床下の温度」=「外気温」となります。



2つ目のメリットは、「床下エアコン(床下暖房)が使える」ということです。
「床下エアコン(床下暖房)」とは、床下空間にエアコンを入れることで、床下の空気 → 床 → 室内  の順で家全体を温めることができるシステムのことです。
一見、床下にパイプを埋め込む「床暖房」と似ているような気がしますが

・初期費用や光熱費が安い
・温度調節が早い
・無垢フローリングが使える などという点では、床下エアコン(床下暖房)のほうが優れています。



3つ目のメリットは、「施工が簡単」ということです。
施工面では床の断熱工事や気密工事が不要となるほか、床断熱に比べて施工が安易で信頼性が高く、省力化できる点がメリットとして挙げられます。
つまり、「床断熱よりも基礎断熱のほうが施工が簡単」なのです。



4つ目のメリットは、「気密性を高めやすい」ということです。
基礎断熱は「基礎の周りの気密化」に注意するだけで気密施工を安易に行うことができます。



5つ目のメリットは、「床下を収納に利用できる」ということです。
基礎断熱では、断熱材より内側を「室内と同じ環境・温度」にできるため、床下の空間を収納スペースなどに利用することができます。
※ただし、床断熱のように、野菜などを冬場の冷えた床下空間に保存することはできません。



6つ目のメリットは、「基礎の耐久性が上がる」ということです。
「基礎外断熱」の場合、基礎の外側に張る断熱材や仕上げ材によって、

・酸による中性化
・凍結と融解による凍害 などの問題からコンクリートが保護されるため、基礎の耐久性が上がります。


基礎断熱のメリットは以上です。

次回は、基礎断熱のデメリットをご紹介いたします。 お楽しみに!!

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